堺市北区なかもずで自律神経失調症はやまうちマッサージ鍼灸院

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左足全体が痛くなり登山を楽しめなくなった坐骨神経痛の症例|事務職 40代女性

左足全体が痛くなり登山を楽しめなくなった坐骨神経痛の症例|事務職 40代女性

こんにちは、やまうちマッサージ鍼灸院の山内です。
当院のマッサージ・指圧・あんまで改善された方を、具体的な症例とともにご紹介する、症例ブログです。

今回も「坐骨神経痛」の症例です。

●来院された方:堺市北区在住・40代・女性・事務職
●主な症状:坐骨神経痛、首のこり、肩こり

来院までの経緯

2ヶ月ほど前から徐々に、左の腰から足全体にかけて痛くなってきた。
思い当たる原因は、特になし。

近くの整形外科でレントゲンを撮ってもらうが、病気について特に説明がなかった。
痛み止めを含む内服薬を2週間分もらい、それを服用するが、全然効き目なし。
それ以来、その整形外科に行くのを止めた。

今では、長時間座っているとき、左の腰から下が、ウズウズするような痛みを強く感じる。
また、歩いているとひざから下の外側が、ビリビリしびれることがある。
せき、くしゃみをすると、腰やお尻が痛くなるときがある。
寝返りをするたびに腰が痛むが、目が覚めるほどの激しい痛みではない。

毎日痛みはあるが、仕事は頑張って出勤している。
登山を趣味にしているが、最近は歩くのがツラく感じるため、今は登山を止めている。

最近は仕事にも影響することが増えたため、病院に行かずに痛みをどうにか止めたいと考えていると、友達から当院のことを聞き、電話。
電話の後、すぐに来院。

初来院時の悩み

初来院時のカウンセリングでお聞きしたお悩みポイントはこちらです。

  • 長時間座っていると、左の腰から下がウズウズと痛むせきやくしゃみで症状がひどくなる場合がある
  • 薬をもらった以外の処置をしてもらっていないことから医者に不信感を持っている
  • 左の腰から下の痛みを解消して、いつも通り仕事をこなし、登山を心置きなく楽しみたい

初来院時の状態

  • 左側のお尻・太ももの後ろ・膝から下の一部に強く痛むポイントがある。お尻と太ももの後ろが特に痛む様子
  • 歩いていると少し痛むが、歩けなくなるほど痛くはならない
  • 趣味の登山をしばらく止めていたせいか、最近は体を動かすことをしなくなった

施術経過

 

1~3回目

週に1回のペースで通院。
左の腰から下の改善に注力する
他に、首や肩にゴムのような硬さのコリを発見したが、初めの2回程度までは「一番ツラい場所の改善」に集中し、ある程度ほぐれてきたタイミングでそちらも対処する、と説明した上で施術を進めていく。

早速、はり施術を行なうと「腰から下が全部、ズーンと響いて気持ち良い」と言われ、痛みの半分以上が改善した模様。
この方は、マッサージとの相性よりも、はり施術の相性がやや良いと判断し、「マッサージの中に、はり施術も織り交ぜるスタイル」で今後も進めることとする。

仕事終わりが大変遅く、運動する時間がとれないとの事なので、自宅でラジオ体操を5分程度で良いから続けてほしい、と提案。
続けることは絶対に結果に結びつくから、と伝えた上で説得を繰り返す。
なお、入浴は毎日されている様子だが、入浴時間を10分程度に伸ばすアドバイスも、合わせて行なう。

3回目の施術終了時点で、坐骨神経痛の部分が、本来の7割半くらいまで良くなったとの事。

4~7回目

2週間に1回の通院。
この方の努力も合わさったせいか、事務仕事中に坐骨神経痛で困ることは完全になくなったとの事。
しかし、階段を登る際、左のお尻と太ももの後ろが少し痛む様子。
はりを刺す場所を少しずつ変えて施術し、経過を見ていくことにする。

この段階から、首と肩のコリにも本格的に対処を始める。
そのせいか、施術中に眠ることが、1~3回目よりも増えてきている
元は柔らかい体なのか、1回の施術ごとにコリが大きく取れていくのが分かる。

7回目の施術終了時点で、坐骨神経痛の部分が本来の8割半程度まで、首と肩は8割弱位まで良くなったとの事。

8~9回目

2~3週間に1回の通院。
「階段を登っても、ほとんどお尻が痛くならない」と嬉しい声。

首や肩のコリは着実に減っている。
以前はゴムみたいだったのが、小さな丸がところどころに点在する程度にまで改善。

また、眠る頻度と眠っている時間も、7回目までよりも増えている。
徐々に首や肩のコリを訴える頻度が減り、今は「腕と背中がちょっとだけ痛いかも・・・」と言う程度までになった。

9回目の施術終了時点で、坐骨神経痛の部分・首・肩が、本来の9割弱まで改善

この回以降、3~4週間に1回のペースで、登山など運動前後のメンテナンス通院に切り替え、通院を継続中。

この方から頂いた感想

 

やまうちマッサージ鍼灸院_女性来院者イメージ_中年

長い間ずっと座っていても、全然何もなかったのに、腰から下が痛みだしたのは初めてだったので、ショックでした。
それで病院に行っても、薬しか出してくれないので、山内先生に出会うまでは本当に困っていました。

本当にふとしたタイミングで、友達から山内先生のことを聞いて、すぐに電話してお伺いしました。
その頃は半信半疑でしたけど、先生の施術を受けたら、そんな疑いはすぐ消えちゃいました。

腰から下の痛みが、ほとんどなくなったんです!

私のこの痛みは、なかなか消えないと思っていたのですが、ここまであっさりと消えるとは思いませんでした。
ありがとうございます!

あと、先生が言っていた、

「座りっぱなしは坐骨神経痛のもとです。
 ちょくちょく立ち上がって、軽くその場ジャンプするとかを、やってみて下さい」

を忘れずに続けてます。
もう2度と、坐骨神経痛はイヤですから。

山内先生のお力で、無事に登山を楽しめてます!!
今後も体のケアを、よろしくお願いします!

※個人の感想を掲載しております。効果を保証するものではありません。
顔のイラストは、イメージです。

院長からひとこと

やまうちマッサージ鍼灸院院長_顔右この方のような症状は、まさしく典型的な坐骨神経痛です。
私もかつては、このタイプの痛みに悩まされましたので、この方の苦しみは嫌になるほど分かります。

また、この方の初来院時は、とても気持ちが落ち込んでいる様に見受けられました。
そのため、まずは「この方のお話を十二分に聞く」ことに集中しました。

そして、お話を聞いた結果、

改善まで、そんなに時間はかからないのでは?

と直感しました。
事務仕事のせいで坐骨神経痛の温床はあるものの、入浴もそれなりに続けているし、運動したい願望が強いので、「精神面のケアと的確な提案をすれば、改善スピードは速い」と感じたためです。

その上で、この方に合った改善方針を決める際、以下の点に気を付けました。

  • 左の腰から下が特に硬く、痛みもあるため、はり施術とマッサージでしっかり対処
  • 腰の改善がある程度進んだら、首と肩へのアプローチの割合を増やしていく
  • 将来的に登山を楽しんでもらうため、階段を登ることを可能な限り続けてもらい、痛みの度合いなどを伺う

症状に影響しているか、当時は分からなかったのですが、右の胃腸のツボの反応がかなり大きい点も気になり、はり・マッサージともに胃腸のツボへのアプローチも意識し続けました。

ご感想も頂きましたが、今はすっかり登山を存分に楽しんでらっしゃるようで、本当に嬉しいです。

今後も体調のサポートは、やまうちマッサージ鍼灸院にお任せ下さい!

坐骨神経痛でお悩みの方は、坐骨神経痛について詳しく書いたページ がございます。
ご参考になさって下さい。