こんにちは、やまうちマッサージ鍼灸院の山内です。
当院のマッサージ・指圧・あんまで改善された方を、具体的な症例とともにご紹介する、症例ブログです。

今回も「腰痛」の症例です。

●来院された方：堺市堺区在住・５０代・女性・パート勤務
●主な症状：腰痛、ぎっくり腰、太ももの裏の痛み、ふくらはぎの痛み、肩こり

２年前から、ひどいぎっくり腰に悩まされている。

１日５時間程度、週に５日のパート勤務をしているが、
約２年前、重い商品を一人で持ち上げようとした時、腰に鋭い痛みが発生。
その日は仕事を早退し、それから１週間は立てないほどに痛かった。
その時、この方は「今のがぎっくり腰なのか」と実感した様子。

痛みが収まったあと、初めての痛みと似たような症状が出るたび、整骨院に行くようになった。
「整骨院で１回施術を受けて、腰をラクにして、また仕事」というサイクルを続けていたが、３ヶ月前、ぎっくり腰のような痛みがふたたび襲い、整骨院に頼ったが改善はほとんど見られなかった。
不思議に思い、同じ院で何度か施術を受けたが、「良くなった」と感じることはなかったため、その整骨院に行くのを止めた。

今は腰だけでなく、太ももの後ろが痛んだり、ふくらはぎがピキッと固まって痛くなったり、といった症状がよく出るようになった。
そのため、以前のように満足に体を動かせず、パートの勤務を週に１～２回まで減らしている。
また、仕事休みのときにたびたび旅行に出かけていたが、体が痛いのが気になり、今は控えている。

このままでは、仕事はもちろん、趣味の旅行にも一生行けないのでは、と心配になり、整骨院以外の改善方法をスマホで探していると、当院のホームページを偶然発見。
「ここは、今まで行ってきたところとは違う」と感じ、来院。

初来院時のカウンセリングでお聞きしたお悩みポイントはこちらです。

週に２回のペースで通院。
腰が、というより、背中の下半分が「余計な力が入ったような硬さ」になっているため、背中の下半分をゆるめることを最優先とする。
当然、左右の太ももの後ろ・ふくらはぎも硬いので、そちらも合わせて、マッサージと指圧を主体にして施術を進めることにする。
なお、はり施術を提案してみたが、ひどく怖がったため断念。

初回の施術時、よほど疲れがたまっていたのか、施術開始５分ほどで寝てしまったことを確認。
一度寝てしまうと中々起きないことから、今まで相当苦しかったのだと推察。

仕事の頻度は多いものの、仕事終わりが比較的早い日もあることから、少しの時間を確保して運動することは可能と判断し、動画でラジオ体操を見ながら行なうことを提案。
また、ラジオ体操に限らず、短時間でできる運動を毎日続けることが大切とアドバイスするのも忘れず行なう。

当院の施術とラジオ体操を続けてくれた結果、４回目の施術終了時点で、背中の下半分の状態が、本来の８割弱まで良くなったとの事。

週に１回の通院。
「ここに通ってから、ぎっくり腰がほぼ無くなった」との事。
しかし、ふくらはぎのこむら返りは起こる場合があるため、丁寧な施術とケアが必要と判断。

背中の下半分は、ほぼ健常者なみの柔らかさになり、腰まわりのコリがやっと分かるようになった。
腰のコリを指圧すると「体がスーッと楽になる」とお喜びの声をいただく。
以前のようにすぐ寝ることはなくなったが、一度寝ると簡単に起きないのは相変わらず。

ラジオ体操は、毎日ではないものの続けてくれている様子。
また、こむら返りが減ったら「ウォーキングを始めたい」と、気持ちの面で前向きになっている。良い傾向。

１０回目の施術終了時点で、背中の下半分は８割と少し、両足の状態は７割半ほどまで良くなったとの事。

約１０日に１回のペースで通院。
最近、パートに出る日を週５日に戻したとの事。
その理由として、「こむら返りが全然なくなった」からだとか。
最近はウォーキングも始めたそうで、歩いている際のこむら返りもほぼ無いとの事。

背中の下半分についての訴えは、ほぼ無くなった。
その代わり、腰の一部のコリ・両太ももの後ろ・左肩のコリを訴える声が出始めた。
１番ツラかった症状がどんどん改善しているサインである。本当に嬉しい。

１５回目の施術終了時点で、背中の下半分は９割弱、両足の状態は８割と少しまで良くなったとの事。

２週間に１回の通院。
「パートしてても腰がしんどくならない」とお喜びの声。
その働きっぷりに、周りのパート仲間から驚かれているらしい。

背中の下半分・ふくらはぎに、硬いところがほぼ感じられなくなった。
また、腰のコリ・両太ももの後ろ・左肩のコリも少しずつ改善している。

自分の体調に自信が出てきたのか「この前、久々に旅行に行った」との事。
１泊２日の短いものだったが、体の痛みが全く感じられず、楽しいひとときを過ごせた、と大喜び。

１８回目の施術終了時点で、背中の下半分を含めた全身が、本来の９割まで改善。

この回以降、約３週間に１回のペースで、体全体のメンテナンス通院に切り替え、通院を継続中。

この年になって初めて、ぎっくり腰というのを経験しました。
家族や友達から「なったらめっちゃ痛いし、動かれへんよ」と言われてたのですが、私の場合は、痛いけど動けないほどではありませんでした。

ただ、どうにかしたいと考えて、
近くの整骨院で軽くもんでもらって、楽になったから大丈夫！
って思い込んで仕事を続けていたら、どうにもならない位まで体が悪くなっていました。
整骨院の先生も、特に何も言ってくれなかったので、私も「これで良いんだ」って思ってましたし。

でも、山内先生は違いました。

ちょっとで良いから運動を続けて下さい、ウチにいる間だけでもゆっくり寝て下さいね、お白湯さんを毎日１杯飲んでください、などなど・・・。
最初は少しうるさく感じましたけど、頑張ってしばらく通いました。

そしたら、通って４～５回でぎっくり腰が出なくなったんです！

これは続けないと、って思い直して、
先生の言うとおりにして通っていたら、
いつの間にか、こむら返りも無くなりました！

先生にお願いしてて思ったのは、自分の体のケアって一生大事なんやな、ってことです。
おかげさまで、ユーチューブのラジオ体操は毎日してますし、今では国内旅行も楽しんでます！

一生、旅行も仕事もやっていきたいので、山内先生、これからもよろしくお願いします！

※個人の感想を掲載しております｡効果を保証するものではありません。
顔のイラストは、イメージです。

皆様、「ぎっくり腰」というとどのようなものを想像されるでしょうか？

実際に経験しているかどうか、にもよりますが、当院では

筋肉のひきつりの一種

だととらえています。

腰のスジがひきつれば「ぎっくり腰」と呼び、
ふくらはぎで起こった場合は「こむら返り」と呼ぶ・・・。
呼び方が違うだけで、根本的には同じ症状なのです。

筋肉のひきつりの解消には、

• ・全身の血行改善
• ・運動の習慣を身に付ける

ことが必要になります。

この方の場合、仕事や家事に追われるせいで、運動する習慣が付かずに起こってしまった、と考えられます。
なお、５０代になってから初めて起こるケースは、決して珍しくありません。

初来院時にお話を詳しく聞き、お体の様子をチェックした結果、

改善までは、意外と時間が必要かもしれない

と感じました。

その上で、この方に合った改善方針を決めるにあたり、以下の点に注意しました。

• 初めは、背中の下半分をほぐすことを最優先
• 早い段階から、ラジオ体操やウォーキングなどの「簡単な運動」の重要性を伝え、実践し続けてもらうよう提案を繰り返す
• 体調は、施術とあなた自身の努力が合わさって改善することを、ゆっくりと、確実に理解していただく

この方の努力が見事に実り、ぎっくり腰・こむら返りがほぼ無くなっただけでなく、従来通り旅行も楽しめるまでに改善したのは嬉しいの一言に尽きます。

今後も体調のサポートは、やまうちマッサージ鍼灸院にお任せ下さい！

腰痛でお悩みの方は、腰痛について詳しく書いたページ がございます。
ご参考になさって下さい。